アクティブファンドを選ぶ
ステップ−4:目論見書をチェック
目論見書をチェックするポイントについて解説します。
従来、目論見書は分量も多く分かりにくいものでした。そのため投資家にわかりやすくするため、投資信託協会のガイドラインにより目論見書には巻頭のファンドの概要を記載するようになりました。このファンドの概要だけでも、ある程度理解できるようになっています。
低位株オープンファンドの目論見書で内容を確認してみましょう。
商品分類:
”追加型株式投資信託/国内型”
主な投資制限:
”株式への投資割合に制限は設けません。外貨建て資産への投資は、信託財産の純資産総額の50%以下とします。”
投資割合に制限を設けないということで、バランス型ではないということです。また、商品の分類で国内型とありますが、外貨建て商品を50%まで組み込むことができるファンドということで、為替リスクも発生することがわかります。
収益分配:
”毎決算時に、利子・配当等収益は原則として全額を配分します。”
分配型の投資信託のようですが、換金単位の欄に、「分配金再投資コース」とありますので、再投資を選ぶこともできます。
投資比率:
株式(日本)の比率が98.70%で、ほぼ日本株に投資されています。
業種別投資比率:
業種別投資比率は、業種ごとに分散投資されているかを確認できます。
上位3業種をみてみますと、化学(18.64%)、鉄鋼(7.46%)、食料品(6.77%)となっています。化学の比率が少し高いようです。低位株ファンドですので、上位の業種はかつてのオールドエコノミー(従来の経済、産業)が多いようです。
収益率の推移:
過去の収益率に大きなバラツキがないか、確認します。
低位株オープンの過去5年の収益率の推移は、
23.39
▲5.80
▲0.12
35.05
23.50
で大きなバラツキはありません。
グロースファンドもバリューファンドも、実際にどのような銘柄が組み込まれているか確認しましょう。同じような銘柄に投資されている場合もあります。
2006年06月01日 09:01