分散型投資信託を考える
分散型投資信託とは
分散型投資信託が人気を集めています。QUICK・QBRによると現在の残高は約2兆1600億円にのぼり、商品数も昨年初めの3本から51本へ増えました。
分散型投資信託という分類はありませんが、株式や債券、不動産などの資産に分散投資されている投資信託を分散型投資信託(資産分散ファンド)などと呼ばれています。例えば、残高が9,000億円を超えた日興アセットマネージメントが運用する「財産3分法ファンド」は、債券50%、株式25%、不動産25%の割合で分散投資されています。なお、投資信託協会の投資信託の分類ではバランス型になります。
また、野村アセットマネージメントが運用する「マイストーリー」は、資産の分散だけでなく、、運用スタイルや運用者も分散の対象としています。具体的には、「資産の分散」とは、国内株式、外国株式、国内債券および外国債券などの資産に分散されており、「運用スタイル」は、株式投資におけるグロース、バリュー等の投資戦略の分散、「運用者の分散」は運用会社や運用担当者(ファンドマネージャー)を分散しています。
最近の傾向として、「ベストナイン」や「ノムラ・オールインワン・ファンド」などのように市場の後退時にも収益を稼ぐヘッジファンドを投資対象としたり、高度な投資手法を用いてリスクを抑制する投資信託が登場しています。
分散型投資信託とは、資産クラスを超えて分散投資することでリスクを抑えつつ安定した収益を狙った商品といえます。
2006年09月06日 21:36