投信トピックス&ニュース 2006年

「ベストナイン」当初設定3500億円

【日興の国際分散投資型投信「ベストナイン」当初設定3500億円 過去2位の規模】
 (2006年5月7日 日本経済新聞 より)

日興コーディアル証券が販売する国際分散型の投資信託「メロン・オフショア・ファンズ−GWセレクト・ファンド(愛称ベストナイン)」の当初設定額が3500億円超となった。当初設定額はこれまでの日本の投信で2番目の規模。団塊世代の資金が予想以上に流入したとみられる。

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 ベストナインは、ケイマン籍の外国投資信託です。そのため「外国証券取引口座」が必要となります。
 ベストナインということで、9つの資産に投資するファンドです。
・日本大型株式
・日本小型株式
・海外株式
・エマージング株式
・世界債券
・エマージング債券
・ハイイールド債券
・グローバルREIT
・オルタナティブ(*)

 (*):オルタナティブとは「代替」という意味で、投資ではコモディティやヘッジファンドなどの新しい投資手法を用いる投資のことを言います。コモディティ投資とは先物中心にハイリーターンを狙う投資手法、ヘッジファンドとは富裕層により私募投信のことでジョージソロス氏の「クオンタムファンド」などが有名。

 また、運用ニーズにあわせて「安定型」と「積極型」が選べます。スイッチング(安定型⇔積極型)も同一クラス間で無料で行うことができます。クラスとは購入口数によりクラスAとクラスBのどちらかになります。つまりクラスAは大口ユーザーということで手数料などが優遇されています。(クラスAは1億口以上)
ファンドのスキームが大きいため、手数料(信託報酬)もクラスAで2.115%、クラスBで2.555%と高めになっています。

 気をつけたいのが、クラスBには申込み手数料がありませんが、買戻し手数料という後払い申込み手数料という仕組みをとっている点です。購入後保有期間が短いと高い手数料を支払わなければならないことになります。しかし、7年以上保有すると無料、ノーロードになります。

表:ベストナイン買戻手数料一覧(クラスBのみ)

保有期間買戻(換金)手数料率
お買付後1年未満4.00%
1年以上2年未満3.50%
2年以上3年未満3.00%
3年以上4年未満2.25%
4年以上5年未満1.50%
5年以上6年未満0.55%
6年以上7年未満0.20%
7年以上なし

 大きくはじまったファンドは、運用側からすると好成績をあげるために、それなりにプレッシャーがあります。やはりコストが高いのは気になるところです。ここまで分散すると、ある程度リターンは抑えられますがリスクも抑えられると思います。あまり高いリターンは期待しないほうがよいと思います。




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2006年06月04日 20:43