投信トピックス&ニュース 2006年

日本は「ハイリスク市場」

〔2006年6月14日 日本経済新聞より〕
 最近の株価下落は世界的でもあるが、日経平均の年初来高値からの下落率は19%に達し、米国株の7%や英国株の8%を上回った。

 日本は上げすぎの反動とはいえ。「通常の調整の範囲を超えた下げ」にもなってきた。
その大きな理由はヘッジファンドを通じた昨年来の巨額な資金流入の反動だ。日本の株式市場は世界の投資家から見れば、インドやブラジルなどの新興国市場や貴金属相場と同じ「ハイリスク・ハイリターン市場」に分類されている。

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 BRICsの株価指標は以下となります。日本の下落率は19%でブラジルとほぼ同等、PERは18倍程度でインドに近い数値になっています。ただし、時価総額は東証で約45,000億ドルでBRICS各国の10倍になっています。

 確かに変動率を見ると日本はリスクの高い市場と言えますが、変動するためには巨額な資金が必要となります。しかし、日本の金融の歴史、体質、政治、昨今の株関連の不祥事を考慮すると、日本の金融システムの信頼性に不安が生じるのもやむをえないことかもしれません。

表:BRICsの株価指標 〔三菱総合研究所まとめ〕

-インドロシアブラジル中国
年初来高値日5月10日5月6日5月9日6月5日
高値からの下落率▲29.2▲27.8▲21.5▲9.1
PER(倍)16.77.49.523.1
時価総額(億ドル)5,0996,9424,7843,838


2006年06月18日 17:13