投資信託の商品知識

ETF(株価指数連動型上場投資信託)

 ETFとは株価指数連動型上場投資信託のことで、2001年に登場した投資信託です。


 ETF(株価指数連動型上場投資信託)には、主に日経平均株価(日経225)や東証株価指数(TOPIX)などに連動した商品があります。インデックスファンドに似ていますが、異なる点は証券取引所に上場されている点です。上場されているため上場株式と同様、市場の取引時間内であればいつでも売買が可能で、株式と同様、指値での売買や信用取引もできます。


【購入単位】

 購入単位は、日経平均株価に連動するETFの場合は10口、TOPIXに連動する投資信託の場合には100口からのタイプがほとんどです。例えば、日経平均株価が17,000円のときの購入単位は、170,000円となります。


【ETFのメリット】

 ETFのメリットは、株式と同様市場時間中であれば、いつでも売買できる点と、コストが他の投資信託に比べ安いこと、そして分散投資の効果が大きい点です。例えば、インデックスファンド225 (日興)の信託報酬は、0.5544 %です。これに対しETFの信託報酬は0.2%前後で有利となっています。

 また、ETFにも分配金があります。年1回のETFの決算でETFが得た配当を原資として投資家に分配金が支払われます。


【ETFの注意点】

 ETFは株価指数と連動するように設計されたていますが、需給関係により乖離(かいり)する場合もあります。受益者が少なかったり、売買高が一定の水準などに達しないETFなどは、上場が廃止される場合もあります。実際にETFの何本かは上場廃止となっています。なお、上場廃止になったETFは、指定された証券会社で換金できます。


【ETF投資のポイント】

 投資信託は長期投資が基本ですが、ETFは株式に近い商品性であるため、短期投資にも向いています。例えば、NY市場が急落したり、為替が急激な円高に向かった場合など、日本の市場も大きく値が下がる可能性が高くなります。その場合、寄り付きで信用売りを仕掛けることもできます。



 コストも安く分散投資効果が高いETFは、投資をはじめて行う人に適した商品のひとつとしてあげられます。




2006年05月31日 10:57