投資信託のリスクとリターン
投資信託のリスク
投資信託のリスクには、大きく「個別リスク」と「市場リスク」があります。
個別リスクとは、そのファンド自体の性格によるリスクです。例えば、ライブドアショックでIT関連株や新興市場銘柄が軒並み下落しましたが、自動車や電機などの大型株はそれほど影響は受けませんでした。これは、個別リスクと考えられます。
市場リスクとは、株式市場全体が低迷することによるリスクで、システマティックリスクとも言います。1990年代日本の株式市場は低迷を続けました。このとき株式投資信託の多くは、騰落率はマイナスでした。市場全体が下落するときには、どうしてもファンドも下落することは免れません。
TOPIXをベンチマークとしているファンドが、TOPIXの下落率が30%だったときにファンドの下落率が20%だったとき、そのファンドの評価をどう考えるかですが、市場が大きく下落したときに下落を抑えられた点で評価されるべきだと考えます。
個別リスクのリスク軽減については、分散することで軽減されます。市場リスクについては、例えば日本株にいくら分散しても市場全体が下落する限り、分散の効果は望めません。
この市場リスクに対するリスク軽減については、アセットアロケーション(資産配分)で対応します。つまり、日本株式、日本債券、外国株式、外国債券、不動産など性格の異なる資産に分散させることで、リスクを抑える必要があるのです。
2006年05月31日 17:40