投資信託のリスクとリターン

投資信託のリスク要因

 投資信託のリスク要因としては以下があります。


価格変動リスク
 投資対象の値動きにより、ファンドの価格が変動するリスクです。経済や為替、金利など、さまざまな要因で価格が変動します。安全資産以外はこの価格変動のリスクがあると考えられます。


信用リスク
 投資対象の信用低下による価格が変動するリスクです。債券などでは国の信用も大きく影響します。企業が倒産したり、債券がデフォルト(債務不履行)になったりすることです。2001年にはアルゼンチン債がデフォルトをおこしました。このような国自体のリスクを「カントリーリスク」といいます。


流動性リスク
 流動性リスクとは、即換金できないなどによるリスクです。MMFでは翌営業日の出金ですが、その他の投資信託では4営業日の出金の場合もあります。また、クローズド期間が設定されているファンドでは換金が制限されます。


為替変動リスク
 為替の変動によるリスクです。外貨建ての場合、円安になると為替益が発生しますが、円高では反対に為替損が発生します。


金利変動リスク
 金利変動は債券の価格に大きく影響を与えます。金利の上昇=債券価格の下落ということは、覚えておきましょう。資金は金利の高いところに流れるというのが一般的ですが、最近の経済は複雑になり、投機的資金も大きくなっているため、理屈どおり動かなくない場合も少なくありません。

 金利は上昇期間は短く、下降期間が長いのが特徴です。平均的には上昇期間は3年程度、下降期間は7年程度と10年周期で動いています。しかしながら、現在の日本の低金利はとても長いです。そろそろ上昇に転じてくるかもしれませんが、金利予想は困難といえます。




2006年09月02日 18:41